髪型で薄毛をごまかすには、○○感がポイント!
薄毛で悩む女性は、
頭頂部、つむじのほか、
額の広がりやこめかみの部分が
気になることが多いようです。
薄毛をごまかすためのポイントは、
ズバリ、
髪型に立体感を出すこと。
ぎゅっと目の詰まった
ウールのセーターではなくて、
ふんわりとした
モヘアのセーターを
イメージしてみてください。
一本一本の毛は繊細ても、
空気をまとって
ふわりと編まれたモヘアは、
ボリュームがありますよね。
このボリューム感を目指しましょう。
具体的には、次の4つがポイントです。
- 根本を立ち上げる
- 分け目を変えてみる
- 少し髪の毛を短くする
- 美容師さんとのコミュニケーション
では、一つずつご説明しましょう。
1 根元を立ち上げる
根元がぺしゃんこになり、
押しつぶさされたようになっては
ボリュームが出ません。
これを防ぐには、
スタイリング時のブローが大切です。
可能であれば、
腰から前傾して頭を下げ、
ドライヤーを根元から髪本体に
かけていくとよいでしょう。
この方法だと、
髪のキューティクルの方向にも
かなっているので、艶も出てきます。
ただ、ドライヤーの熱は
髪と地肌の大敵なので、
2秒以上、同じ場所に当てるのはNG。
ドライヤーを持つ方の手首を
ゆらゆらと左右に動かしながら
かけるのがコツです。
また、熱風の後に冷風を当てることで
セットが固まります。
それと同時に、
髪のキューティクルが閉じて
より艶がでてくるので、
熱風の後の冷風をどうぞお忘れなく。
2 分け目を変えてみる
薄毛に気づくタイミングは、
分け目の地肌が目立つことに気づいてから、
という人も多いようです。
いつも同じ分け目にしていると、
頭皮に負荷がかかるうえ、
その分け目は
一年中紫外線を浴びていることになり、
より状態が悪くなる可能性もあるのです。
このため、いつもの分け目から
左右どちらでもよいので、
1センチをめどに
移動させるとよいでしょう。
いつもの位置は変えたくない、
というときは、
細いくしの柄を使うなどして、
ジグザグに髪を取ることで、
分け目を目立たなくすることができます。
3 少し髪を短くする
実は、ショートヘアと比べて、
ロングヘアーは頭皮への負担が大きいのです。
理由は、髪の重さ。
ふだん、立っているだけで、
ロングヘア一本一本に重力がかかり、
それを支える頭皮、毛穴への負担は
大きくなるというわけです。
また、ブラッシングも注意したい点。
ブラシが通るとき、
髪には600グラム程度の力がかかると
いわれています。
この力は毛先の時点で最も強くなるため、
髪が長ければ長いほど、
ブラッシングのときに
頭皮にかかる負担が多くなるのです。
このため、ブラッシングのときは、
次の2つの点に気を付けましょう。
・ブラシの目の粗さ
目の大きなブラシから、目の小さなブラシへと
手ぐしから始めて、
ブラシを持ち替えていくとよいでしょう。
・ブラシを通す距離
一度に根元から毛先まで通すのではなく、
毛先から徐々にブラシを入れる範囲を
根元に近づけていきましょう。
(毛先 → 髪の中ほど~毛先 → 根本~毛先)
4 美容師さんとのコミュニケーション
あなたの髪質をよく知ってくれている
行きつけの美容師さんがいれば、
薄毛が気になっていることを打ち明け、
ごまかす髪型を相談することをおすすめします。
美容師さんはプロなので、
例えば前髪の薄さや額の広がりが気になる場合、
前髪をつくってみるなどの解決案を
出してくれるかもしれません。
また、カラーリング、
白髪染めなども相談すると、
例えば複数のカラーを使って、
髪の表面に深い色合いを付け、
立体感を出せるかもしれません。
薄毛をごまかす髪型の最大のポイントは
いかに立体感を持たせられるか。
あなたも、モヘアのセーターをイメージして、
4つのポイントを意識してみてくださいね。